メッセージ歌手のさだまさしさんの「無縁坂」という歌があります。母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息をつけばそれで済む 後は見ちゃだめだと 笑っていた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって確かにあると あなたをみててそう思う 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな僕の 母の人生 (歌詞 さだまさし) 人の死というのは、「非日常」であり、身近な人を失ってしまうときやっと その事の重大さに気づかされるものだ。 私もいずれは死を迎えるし、今元気な両親とも別れなければいけない日もやってくるのだろが、それについて本当に現実となるまで真剣に考えることなど殆どないものだ。それが普通の人間であるの「ある」所以なのかもしれないが。 私も一角の人間にならなくても、心から「人の役に立った」と思って死んでいけるような人生を送りたい。 人に思いやりをもち、世界的視野をもって地域に根ざした活動をしたいと思う。 |